IronRubyの情報を探しているうちに、コミュニティサイトができているを発見しました。
まだまだポストは少ないですが、これからが楽しみです。
rails to Niigata
MicrosoftのJohn Lamさんが、IronRubyのファーストリリースを発表しました。
早速ソースをダウンロードして、添付のBuild.cmdを実行すると、あっけないほど簡単にコンパイル&ビルドが完了しました。私のPentium III Mの遅いノートでも1,2分でしょうか。
irbに相当するのがrbxというコマンドなのですね。
ただのインタプリタをいじっていても面白くないので、Scott Guthrieさんのブログ記事を見て、WPF(Windows Presentation Framework)をRubyで使うサンプルを実行。
あれ?wpfがないといって怒ってる?調べてみると、"wpfはScottさんが作ったRubyのソースで、長ったらしいWPFのライブラリのrequireをまとめたもの":http://www.scottgu.com/blogposts/ironruby/wpf.zip でした。
これを同じディレクトリにコピーしてやると、おおっ!成功。起動はちょっと遅いけど、確かにRubyらしいコードでWPFが操作できます。WPFはまったくの素人ですが、モダンなUIのアプリがRubyで作成できるのはうれしいことです。
なお、IronRubyは8月末をめどにRubyForgeで公開され、ソースのコントリビュートも受け付けるとか。最初はDLRの仕様が流動的なのでライブラリだけ受付だそうですが、やがてはIronRuby自体へのコントリビュートも可能になるそうです。
John Lamさんは今週のOSCONでセッションを予定とか。これに間に合わせるためにがんばってたんですね。お疲れ様です。
勉強会用に、WindowsでRailsの開発環境を簡単に設定する方法のメモを作成しました。
勉強会なので、Railsのコマンドを覚えてもらうためにあえてEclipseやNetBeansを使わず、JEditを使用しています。
データベースは設定の容易なSQLite3にしてあります。
2007/7/11追記
JEditの実行にはJREが必要なことを忘れていました。上記のページに追記しました。
角谷さんの"『"オーム社営業マン"ですが何か?』,オブラブイベント2007夏ライトニングトークス":http://kakutani.com/20070620.html#p01 をみて以前から書こうと思っていたことを思い出しました。
アメリカのRubyコミュニティで活発な活動をしているChad Fowlerさんの名著My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド です。
タイトルで損をしているのですが、この本は、「インドや中国に仕事をとられないようにするにはどうしたらよいか」と言った後ろ向きの内容では無く、著者のインドでの経験も踏まえた上で、ソフトウェア技術者としての心得を説いた本です。
Dave Thomasさんの、達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道 と並んで、新しくこの世界に入ってくる方に勧めたいと思いました。
RubyKaigi2007でも講演した、Tim Brayさんのブログをみていたら、Tim Bray、Charles Nutter、Thomas Eneboの3人が、RubyKaigi2007の後で、東京大学を訪問したときの話が書かれていました。
竹内郁夫先生と名刺交換した話などもありましたが、東京大学では、学部の1年生にJavaではなくてRubyを教えていると言う話が一番気になりました。ささださんも教えているとのことですが、From Java To Rubyが大学でも出てきている?のですね。
追記:と書いたところで検索してみたら、昨年度からだったのですね。教養学部だそうです。
Powered by Publify | Photo Startup stock photos